枚方市のリフォーム・建て替えなら田原建設:京都府八幡市・大阪府高槻市・寝屋川市対応 の トップページへ戻る


自分の家とはいえ、希望のリフォームをすべて思い通りにできるとは限りません。
そこで、一戸建てとマンション、それぞれのリフォームの制約となるポイントを解説していくことにします。


一戸建て編

建築基準法や条例、建物の構造などが、一戸建てのリフォームの自由度を左右するポイントになります


【 水まわり 】

Q1キッチンの移動やトイレの増設は可能?

キッチンを明るい場所に移動したり、
二世帯住宅にするために浴室やトイレ、キッチンを増やしたりといった
水廻りの移動や増設を希望する人も多いでしょう。
一戸建ての場合は、マンションにくらべて水まわりの変更がしやすいのが特徴です。
予算面での問題がなければ、キッチンの向きを変えたり、2階にトイレや浴室を設けたり、
自由にリフォームすることができます。


Q2IHクッキングヒーターをつけられる?

家庭用の電源は100Vが一般的ですが、
現在では分電盤が100Vと200Vの両方に対応できるようになっている住宅も多く、
200V対応のIHクッキングヒーターを導入することは簡単にできます。
築年数が古く200Vに対応していない場合は30万〜50万円の費用がかかります。
現在の住まいが200V対応になっているかどうかは電気メーターを見ればわかります。


【 間取り 】

Q3間取り変更は自由にできる?

一戸建ての間取り変更は建物の構造によって違ってきます。
柱と梁で建物を支える木造軸組工法などの場合、自由度が高くなります。
詳しくは≪point 5≫の「構造・工法で違うリフォームの自由度」の表を参考にしてください。


Q4窓の数を増やしたり移動したりできる?

建物を支えている耐力壁に、新たに窓を設けることは困難です。
開口部を作っても建物の強度に影響のない外壁であれば、窓を増やしたり移動することは可能です。


Q5小屋裏を利用した物置を作ることはできる?

小屋裏は面積がその階の2分の1以下で、天井までの高さが1.4m以下であれば
階として算入されないため、容積率を気にせずに物置として使うことができます。


Q6トップライトや吹抜けは作れる?

既存の屋根にトップライトを設けることは、よほど大きな窓にならなければ比較的容易にできます。
ただし、雨漏りを防ぐための防水処理や、屋根の強度を下げないための補強工事などを、きちんと行なうことが大切です。上階の床の一部や最上階の天井を取り外して作る吹抜けは、構造の強度に影響が出ないかぎり実現可能です。


【 増築 】

Q7敷地いっぱいに増築は可能?

住宅の建築面積は、敷地ごとに決められた建ぺい率によって制限を受けます。
たとえば100mの敷地で建ぺい率60%なら、増築後の家の建築面積は60%が限度。
なお、新築当時に限度いっぱいで建ててしまった家でも、その後の規制緩和で建ぺい率がアップしていることも。
その場合は、緩和後の限度内での増築が可能になります。


Q8増築部分を違う工法にしてもいい?

可能ですが、間仕切りのないひとつの空間として増築するのは無理があります。
これは工法が違うと、地震のときの揺れ方が違い、外壁のつなぎ目に負担がかかるため。
既存部分と増築部分の壁が二重になりますが、2軒の建物を接合させる方法であれば増築できます。


Q9平屋の建物を2階建てにできる?

2階建てへの増築は、柱を補強するなどの方法で可能な場合が多いといえます。
ただし、2階建てを3階建てにするのは、難しい場合が多いようです。
これは2階建てと3階建てでは、もともと基礎部分のつくりが違うため。
将来、3階建てにすることを前提とした基礎でない限り、3階の増築はできないと考えたほうがいいでしょう。


【 設備 】

Q10コンセントが足りない!数を増やせる?

コンセントを増やしたり、位置を移動させることは自由にできます。
ただし、コンセントを増やしたことで、電化製品を多く使うようになり、
電力使用量が増えると、電力会社との契約容量を大きくする必要が出てくる場合があります。


Q11木製の玄関ドアに変えられる?

防火地域では、木造の建物は禁止。
準防火地域では、延焼のおそれのある部分は、防火戸や防火設備が必要です。
防火戸の性能をクリアした木製玄関ドアもありますが、まずは建物のある場所の防火規制を確認しましょう。


≪ point 1 ≫
一戸建てリフォーム
「できる」「できない」はココがポイント

一戸建てリフォームのポイント

≪ point 2 ≫
これだけは押えておきたい「基礎用語」

用途地域

都市計画法で市街化区域内を用途別に区分。
第一種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域などがあり、
建てられる建物の種類や規模が規定されます。


防火地域

市街地の防火対策のために指定。木造住宅は防火地域では禁止。
準防火地域では建てられますが、延焼のおそれのある部分を防火構造にしなければなりません。


建ぺい率

敷地面積に対する建築面積の割合のこと。1階部分を増築する場合は、
増築後の建築面積が建ぺい率の範囲に納まるようにしなければなりません。


容積率

敷地面積に対する建物の総床面積の割合のこと。
建ぺい率同様、増築する場合は増築後の総床面積が容積率の範囲内にならなければなりません。


道路幅員制限

敷地が接している道路の幅が4m未満の場合、道路の中心線から2mのところが敷地境界線に
なり、そこから道路側の部分は家や塀をたてることはできません。


高さ制限

第一種・第二種低層住居専用地域では、
建物の高さは10mまたは12m以下という制限があります。
その他≪point 3≫≪point 4≫で解説している斜線制限も影響します。


建築確認申請

増築部分が10mを超える場合、建物が建築基準法や地域の条例に適合しているか
自治体の建築主事に確認を受けるための申請をする必要があります


≪ point 3 ≫
北側斜線制限とは?

敷地の北側隣地に対する、日影被害を少なくするための規定のこと。
建物から、北側隣地境界線までの、真北方向への水平距離に対して、一定の高さ制限が設けられます。
上図は、低層住居地域と第一種高度地区の場合です。

≪ point 4 ≫
道路斜線制限とは?

敷地の前面道路の幅員によっても、建物の高さが規制されます。
道路の幅員に1.25か1.5をかけた数字で得られる、斜線の範囲に建物が納まらなければならないので、増築の際には注意が必要です。
上図は住居系用途地域の場合です。


≪ point 5 ≫
構造・工法で違うリフォームの自由度

木造軸組工法(在来工法)

【工法の特徴】


上からかかる建物の重さを柱と梁で支え、
地震などの横からの力には、斜めに渡した
筋かいで抵抗する木造住宅の工法。

【リフォーム自由度】


自由度はかなり高い工法です。
建物を支える柱は移動させることは少し
大変ですが、間仕切りになる壁はかなり
自由に移動できるため、間取り変更は
容易です。



プレハブ

【工法の特徴】


工場生産された床や壁、天井などを
現場で組み立てる工法。
構造体の材質によって
「鉄骨系」「木質系」「コンクリート系」
などがあります。

【リフォーム自由度】


鉄骨系の場合は柱や梁で建物を支えるため、
木造軸組工法と同様、
間取り変更の自由度は高くなります。
木質系、コンクリート系は壁で建物を支えるため
間取り変更に制限があります。



2×4工法(枠組壁工法)

【工法の特徴】


北米で生まれた工法。
パネル状になった床、壁、天井が
建物全体を支えます。
柱のない大きな空間を作りやすいのが特徴。

【リフォーム自由度】


面で支える構造のため、
窓を大きくしたり、
窓やドアを増やしたりすることは困難。
また、建物を支える間仕切りは
抜くことができないので
間取り変更にも制限があります。


鉄骨造

【工法の特徴】


鉄骨の柱と梁で建物を支える工法。
耐久性や耐震性に優れています。
重量鉄骨造と軽量鉄骨造があります。

【リフォーム自由度】


重量鉄骨造の間取り変更の自由度は
他の工法と比較しても高くなります。
軽量鉄骨造は建物を支える耐力壁の
移動ができないという制約があります。

鉄筋コンクリート造

【工法の特徴】


鉄筋とコンクリートで造る工法。
柱と梁が建物を支えるラーメン構造と、
壁と床が支える壁式構造があります。

【リフォーム自由度】


ラーメン構造では間仕切りの壁を
取り外すことができるため、
間取り変更は自由度が高くなります。
壁式構造は耐力壁の移動ができない
制約があります。


マンション編

リフォームできるのは専有部分だけ。
共用部分は変更できないほか、管理規約による制約もあります。


≪ point 1 ≫
マンションリフォーム
「できる」「できない」はココがポイント

マンションリフォームのポイント

【 水まわり 】

Q1キッチンやトイレの移動は可能?

マンションの場合、水まわりの移動は床下の配管がどこまで動かせるかがポイントになります。
給水管、給湯管は比較的移動しやすいのですが、排水管と換気扇は移動距離が長いと水の流れが悪くなったり、空気の吸い込みが悪くなったりします。
このため水まわりの移動には躯体コンクリートと床の間に十分な空間が必要です。
床下にどれくらいの空間があるかは、建てられた年代やそれぞれのマンションの構造によって違ってきます(≪point 3≫参照)。
床下が狭くても床をあげて空間を広げる方法もありますから、移動可能な範囲はリフォーム会社などの専門家に判断してもらうといいでしょう。


【 間取り 】

Q2間取りの変更は自由にできる?

マンションの場合、専有部分は間取りの変更が可能。
変更の自由度は構造によって異なり、ラーメン構造で住まいの内側がすべて専有部分になる場合は、部屋の間仕切りをすべて取り外すことが可能なため、かなり自由な間取り変更ができます。
柱や梁のない壁式構造で、一部がコンクリートの壁でできている間仕切壁は、構造体で共用部分になりますから変更はできません。


Q3隣り合った住戸をつなげることはできる?

住戸と住戸を区切っている壁は共有部分です。
2戸続きで住戸を購入し、どちらも自分の所有だとしても、その間の壁はマンション全体の所有になりますから、取り外すことはもちろん、穴を開けてドアを設けることはできません。


【 内装 】

Q4窓を複層ガラスのサッシに変えられる?

既存の窓を複層ガラスに変更したいという場合、サッシ枠はそのままでガラスだけ取り替える方法があります。
ただし、サッシとペアになっている複層ガラスの商品は、変更した住戸のサッシだけが色が違い外観に影響が出るため変更はできません(管理規約によって変更可能なサッシが指定されている場合があります)。
なお、既存の窓が曇りガラスの場合は曇りガラスに、透明の場合は透明ガラスへの交換となります。


Q5カーペットの床をフローリングにできる?

まずは管理規約を確認しましょう。
カーペットや畳からフローリングに変える場合、気をつけなくてはならないのが「音」の問題です。
遮音性の低いフローリングにした場合、それまでは伝わらなかった普通に歩く音さえ階下に響くこともあります。
上下階の床音をめぐるトラブルを防ぐために、管理規約でリフォームの際の床材の性能レベルを規定している場合が多いですから、それを守ればフローリングへの張り替えは可能です。
フローリングが禁止されている管理規約もありますから、確認しておくことが大切です。


【 設備 】

Q6全室にエアコンをつけられる?

エアコンは消費電力が大きいため、住戸内の電気の全体容量と、各部屋に配電している経路の容量を確認することが必要です。
全室にエアコンを設置するためには、まず、この電気容量の問題をクリアしなければなりません。
さらに、エアコンは室外機とセットになっていますから、エアコンをつけたい部屋の外部に室外機置き場がなければ増設はできません。
ただし、隣り合った部屋であれば、各室のエアコンを冷媒管でつなぎ、2台のエアコンに対して室外機を1台ですませるマルチタイプという方法もあります。


Q7コンセントの数は増やせる?

コンセントの数はいくらでも増やすことができます。
問題になるのは使用する電気の量。
マンション全体で電気の総容量が決まっているため、各住戸に配電される容量にも限度があります。
使用する電気製品を増やしたい場合、使用容量がオーバーするとブレーカーが落ちてしまい、せっかく買った電気製品が使えないということになります。
電気製品が増えるためのコンセント増設であれば、使える電気の容量にどれくらいの余裕があるのかを管理組合で確認しましょう。


Q8床暖房を設置できる?

床暖房には熱源が電気のものとガスのものがあります。
どちらも燃料の消費量が大きいので、各住戸での使用可能量を管理組合に問い合わせておきましょう。
問題がなければ床暖房の設置は可能です。


≪ point 2 ≫
これだけは押えておきたい「基礎用語」

専有部分

区分所有法で個人の所有権が確立している部分のこと。
玄関、水まわり、居室などの住戸の内側(内装材や建具など)と、キッチンなどの住宅設備機器をさします。


共有部分

マンションの各住戸の所有者全員で所有権を持つ部分のこと。
外壁や屋根、バルコニーなどの構造体すべてと、ロビー、廊下など共同で使用する部分をさします。


管理規約

集合住宅での暮らしや権利にかかわるルールや、管理組合の組織方法、建物の使用やリフォームの制限内容などについて定められたもの。


≪ point 3 ≫
構造と排水管の位置が水まわりリフォームの自由度を左右する

排水管は階下の天井裏に

排水管は階下の天井裏に

築年数の古いマンションに見られる、
階下の天井裏を排水管が通るタイプ。
排水管が動かせないために
水まわりの移動ができません。
水漏れなどのトラブルも問題になります。


仕上げ床の下に排水管

仕上げ床の下に排水管

その後、コンクリートスラブと自分の住戸の
床の間を配管が通るタイプが主流に。
スラブと床の間に高さが余りないと、
排水管の勾配がつけられないため
水まわりの移動に制約が出ます。


床下空間にゆとり

床下空間にゆとり

最近は梁の向きがひっくり返った
逆梁工法が多くなり、
床下空間にゆとりのあるマンションも。
排水管の勾配がつけやすいため、
水まわりの位置を広範囲で変更可能です。


≪ point 4 ≫
構造・工法これだけは押えておきたい「基礎用語」


壁式構造

壁式構造

【工法の特徴】


壁と床で箱型を作り、建物を支えている構造。5階建て以下の中低層マンションに多く採用されています。


【リフォーム自由度】


住戸内の壁の中に建物を支える構造壁が含まれているため、すべての間仕切壁を撤去することはできません。
このため、間取り変更に制約があります。

ラーメン構造

ラーメン構造

【工法の特徴】


柱と梁で建物を支える構造。中高層・超高層マンションのほとんどがこの構造。
部屋の隅に柱の凹凸があり、低層階ほど柱は太くなります。

【リフォーム自由度】


室内の間仕切り壁はほとんどが取り外しが自由。このため、大がかりな間取り変更がしやすい構造です。
一戸建ての木造軸組工法同様、リフォームの自由度はとても高いといえます。



資料請求お問合せ